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ル・ローヌ

昨日、テレビチャンネルを変えていたら、「サワコの朝」が飛び込んできて、作曲家の服部隆之さんとバイオリニスト服部百音(もね)さんが出演していました。


お二人は親子なんですよねー


服部隆之さんは、今話題のドラマ「半沢直樹」、他にも名作ドラマ、映画のテーマ曲を手掛けている作曲家だそうです。(父は作曲家で有名な服部克久さんです→今年6月に亡くなられました)皆さんご存知だと思います。


娘の百音さんは、海外の名誉あるバイオリンコンクールで優勝したり、多くの音楽賞を総なめにするバイオリニストだそうです。


私は全くこの二人を知らなかったのですが、
途中から観たテレビの画面から、百音さんの長い髪や身なり、動作や表情からして、ちょっと不思議な雰囲気を感じました。
首元の鎖骨あたりが赤くなっていてそこも気になりました。


私はお話の内容もあまり深く聞いておらずに、途中で百音さんが涙ぐむ場面があって、"父親には長生きをしてほしい"という思いを語って、感極まる感じになっていました。
そこで私は彼女は随分感受性豊かな人だなぁと冷静に見ていました。


それで最後にお二人が合奏をすることになりました。


まず服部隆之さんの弾いたピアノの音色があまりにも美しくて、思わず釘付けになりました。


「あぁ~どっかで聞いたことあるなぁ」とタイトルを見たら、「ル・ローヌ」でした。


調べてみたら、「ル・ローヌ=Le Rhone」はフランス語で「河」という意味です。この曲は故"服部克久"さんが作曲したんですよね。


祖父、父、孫の三代による合奏曲!
そう思ったら、グイグイと引き込まれていきました。


それから百音さんが途中からバイオリンの演奏に入りますが、その仕草や音色がまたグッと私の心を掴み、
そのなんとも言えない旋律に、思わず涙が溢れてしまいました。


久しぶりに感動した演奏を聴きましたね!(みるとサワコさんも泣いていました)


そこで百音さんの首元の赤い部分がなぜ赤いかもすぐにわかりました。


いつもバイオリンをそこにつけて練習していたんですよね・・


不思議少女というのが誤解で、とっても魅力的な方だったんだー!と気づく私でした。


最近は新型コロナウイルスの影響で、テレビ局は恐怖を煽る番組に特化してしまって、すごく残念に思っていました。今日は久しぶりにいい番組を観た感じがします。


コロナウイルスであれもダメこれもダメ、行動が制限されて、心が荒んでいたんですよね。(知らず知らずの間に我慢していたんですよね)


やはり私たちには、疲れた心に、こういうエンタテイメントが必要だと痛感しました。


今日の私は眠っていたアドレナリンが目を覚まし、心が澄み渡るような感動を覚えました。


服部克久さんの楽譜集に「(ローヌの流れは)人の一生にも似て、美しくも又あわれ」というコメントが記載されているそうです。


まさに「ル・ローヌ」=人生の象徴のようなものなんでしょうね。


この曲は、私に人生の大切さを教えてくれました。

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Posted by mariprajp on  | 0 comments  0 trackback

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