再び行き当たりバッタリの工場探しの旅!
取引を打ち切られた私は、
傷心しながらも次の手を考えていました。
しかし、工場の情報が相変わらずないので、
行き当たりパッタリ以外に方法はありません。
しかし今度考えたのは、同行者のこと!
レベルの高い通訳はやめて、私の気持ちを代弁できる
普通の中国人で話し上手な人を選ぼうと思いました。
取引内容などは自分で勉強して、前もって準備しました。
ビジネス中国語という本を何冊も読み、勉強しました!
前回の失敗でわかったことなんですが、
最初が肝心で、入口から心と心で通じ合える関係でスタートをしたかったのです。
私はあらゆる周りの手を借りようとして、結局親戚の兄の知り合いをみつけました。
そして訪中日程を決め、私たちは上海の空港で待ち合わせをしました!!
初めて会う彼女とすぐに打ち解けました!(私より10才以上年上の女性でした)
確かに気遣いもすごいし、話し上手で、彼女とならうまくやれると思いました。
彼女はわざわざ当時住んでいた北京から駆けつけてくれました。
もちろん、すべての費用は私が負担します。
彼女は一緒に旅行ができるだけでもうれしいと言ってくれました。
そして、普通に生活していてもこのような、宛もない旅なんてそうは味わえない経験だから、
むしろ、喜んでもらいました。
私は、この時、工場を見つけるまで、旅を続けるつもりでいました!!
見つけるまでは、帰らないぞ!!ぐらいの勢いです!!
なぜ当時の私はそこまでがんばったのか、
今考えてもよくわかりません。
ただそうしたかった!!本能で動いたとしか考えられません。