マリッジブルー!
ブライダルの仕事に携わっている私ですが、
夫婦になっていくカップルをいつも見ています。
みなさんは私と仲良くなるにつれて、
いろいろと心も開いて、何でも話してくれたりしています。
私は時間の許す限り、それを聞くのも楽しみのひとつ。
私が他人だからでしょうか、二人を知る共通の一人として、
話しやすいようです。
最近はマリッジブルーになっているお客様の話しを聞くことが多い。
今日のテーマは、マリッジブルー
結婚前に立ちはだかる心の壁
マリッジブルーはなぜ起こるのか、
結婚は原則としてほかの異性との出会いのチャンスをあきらめること
だからかもしれません。
決めた相手とずっと一緒にいるという覚悟が試されるから、
不安や、相手に対する不満が湧き起こってくるのかもしれませんね。
一般に、マリッジブルーは女性がなりやすいと言われています。
それは、男性がプロポーズすることが多いからです。
プロポーズする側は、その時点までに心の壁を乗り越える必要があります。
だから男性はマリッジブルーになるというよりは、プロポーズする手前で迷い、
一方プロポーズされた側は、一瞬嬉しい時期がありますが、
その後、マリッジブルーの典型的な症状である不安や不満が出てくるわけです。
少し辛口に考えてみると、プロポーズを受けておいて、
その後に「どうしよう」と迷うのは相手に失礼ではないかという気もしますが、
やはり結婚となると、人生の重要事ですから、プロポーズする側も、される側も、
しっかりと覚悟を決める必要があるわけです。
恋愛という、本人の意思なのか、本能なのか分からないものによって出会った相手と、
一生添い遂げる覚悟を決めるわけですから。
悩むのかもしれません。
そして、その後に待ち受けている人生の大きな試練にも二人で立ち向かってゆく・・・・・・
マリッジブルーを解決、解消することは、難しいでしょう。
でも考えすぎて
簡単に結婚相手との関係を捨てて、別の人に走るのでは、
本人も含め、幸せになることは難しいと思います。
そして、結婚相手との関係を良く保つことを、最大限に努力して、もしも、それでもうまく行かなかったときは、潔く別れを選んで、既に破綻した関係に執着するよりは未来の幸せを取るという考えも、
頭の隅に置いておくべきかもしれません。
それでも、一生添い遂げることを自分に課すのではなく、
一生添い遂げるための、精一杯の努力をすることを自分に課すと考えた方がよい。
価値観も習慣も違う相手と共同生活するわけですから、
自分と違う部分をたくさん発見することになります。
パートナーに対する接し方や、自分の心のあり方について、こうしたらダメ、こうしたらうまく行く、ということを十分に学び直し、結婚生活をうまく営む自信をつける必要があるかもしれませんね。
今朝テレビで、水島ヒロと綾香の結婚インタビューを観ました。
24歳と21歳という、実に若いカップルにもかかわらず、
彼の誠意あるコメントに、衝撃をうけて、テレビに釘付けされました。
久しぶりの感覚です。
彼の話す言葉は、まるでドラマの台詞のようでした。
それだけに、そんな美しい誠意ある気持ちが本当に存在しているのであれば、
それは本当に幸せな結婚へと繋がるに違いない!
確信みたいなものがそこにありました。
<守るものができると、こんなにも強くなれるのか>
一生かけて、守りたい なんて
心から羨ましい
女の子がなら、だれでも、こんなふうに言われたら、幸せに違いない!
そして、マリッジブルーなんてないと思いました。
結婚とは
ゴール
タイミング
流される
仕方がない
そんな言葉も聴く
誰しも何かを抱え、しがらみみたいなものに繋がられているものです。
100%なんてないのかもしれません。
結婚はゴールではありません。
いつまでも続く道のりです。
何よりも二人の努力が必要。
片方だけがんばってもだめなんです。
それには、やはりお互いのコミュニケーションが大切。
けんかになっても、恐れないで相手に気持ちをぶつけよう!
我慢してたら、何も伝わらない。
そして他人と友人と比べるマリッジブルーだけはやめましょう!
隣の芝は青くみえるもの
そんなふうに思う今日この頃です!
そして、マリッジブルーは夫婦になって、いつまでも続くテーマのように
感じます。