オリジナルドレスの道のり続き~
担当者を説得!
担当者は、私の言っていることも一理あると思ったのか、
上司に相談したのか・・・
私の情熱が伝わったのか、わかりませんが、
これからの発展を期待して、サンプルを作ってもいいと!!
やっと了解を得ました!!
やりにくい中でも、多少は話が前進します。
しかし、デザイン画のない段階での打ち合わせが、
思った以上に苦労の連続で、言葉の壁もあって、
専門用語がわからないという難しさも加え、
思い通りに、なかなか進みません。
でもドレスというのは、洋服と違って、基本的に難しくはありません。
プリンセスライン、Aライン、スレンダーという3パターンしかないので、
凝ったりしなければ、とりあえずなんとかなりました。
当時の私は、まだまだ勉強不足の未熟者。
ノースリーブ、ビスチェ、半袖、長袖という
とりあえず、単純なラインでやれるだけ、やってみました。
当時のデザインはこちら!!
こんなふうにあとから考えれば同じようなパターンばかり作っていました。
というより、こうしたいと言っても、できませんという答えが多かったです。
担当者は上から目線ばかりで、私たちの間に常に見えない壁があって、
どうしても超えられないものがそこにありました。
私は、不完全燃焼という形で日本へ帰ったという記憶の方が鮮明に残っています。